治療医学から予防医学へ

治療医学から予防医学へ

最近は医療も目まぐるしく急成長し、だいたいの病気が、きちんと治療さえすれば落ち着き、昔に比べると寿命もかなり長くなりました。
しかし、いろんなものが豊かになりそして便利になり、良いのか悪いのか、現代病ともいうべき、新しい病気も増えてきました。

 

そしてある程度の年代を超えると、健康でいることが難しくなってきています。
そのうえ、高齢になるとほとんどの方が、何らかの薬を服用しています。

 

新薬もどんどん開発され、少し調子が悪くなれば病院へ駆け込み、また薬の量が増え…と、とても悪循環のように思えます。
でも本当に薬で健康が保てるのか?と考えた時、とても疑問を感じます。

 

いろんな考えがありますが、(生死が関わるような、大事な薬は別ですが)薬を飲むのをやめると、
かえって調子が良くなり、健康になったという話も聞いたことがあります。

 

それに今は「治療医学」から「予防医学」へといわれています。
病気になって治療するのではなく、病気にならないように、病気になりにくい身体づくりをしましょう、ということです。
そうするには、毎日の生活習慣を改め、なるべく便利な豊かな生活に頼らないことです。

 

毎日車を使うのが当たり前の生活から、歩ける範囲のところならば歩く、食生活も改善すべきところは改善しましょう。
おいしいものは、だいたいが高血圧や肥満のもとになる食べ物が多いです。

 

最初の方は辛いかもしれませんが、習慣になれば「あたりまえ」になり、続けられるものです。
それに健康を保つと考えれば、いろんな病気になって、治療や薬に頼らなければいけなくなるよりはマシです。

 

いくら医療が発達し、どんな病気でも大概のものは治療と薬で解決でき、昔よりは長生きできる時代になったと思います。
しかし、健康でなければ意味がありません。健康は、自分次第。まずは日々の生活管理です。

 

それでもやはり病気になる時もあります。
しかしせっかく医療が発達しているのですから、早期発見できるように年に一回でも「人間ドッグ」なり、利用しましょう。

 

そして、薬をなるべく飲まないでいいような、健康な体を保ちましょう。

病気になってしまったとき、はっきりとした自覚症状が出る病気もあれば、そうでない病気もあります。
自覚症状が出ればその時点で病院にかけこみ、医療行為を受けることができます。

 

しかし、出なかった場合は、いつの間にか病状が進行してしまい、気付いたときにはかなりの大病になっていたというケースがあります。
ですから、自覚症状のあるなしは、治療の開始をする日に関係するためとても大切です。

 

ただ、同じような自覚症状が出ていても、それをすぐに病気ととらえるかそうでないかは、人によって違ってきます。
たとえば、ちょっと頭痛がするというとき、用心深い人ならばすぐに病院へ言って診察を受けます。

 

中にはCTを撮ったりするのを望む人もいます。
それは、頭痛がするという自覚症状に対して良くも悪くも過敏に反応しているからです。ただ、その分自身にかかる医療費や薬代は増加します。ですが、健康を守るため病気の早期発見をするには正しい対処です。

 

 その反対に、頭痛がしても「しばらく放っておけば治る」とタカをくくり、そのまま何も対処しない人もいます。ちょっと疲れているだけだったり、寒さからくる頭痛ならば、確かに放っておいても問題はありません。しかし、それがもしも重病の予兆だったならば、対処が遅れているということになってしまい、ときには命を脅かす危険性もあります。

 

 このように自覚症状をどうとらえるのか?ということは、医療を受けるかどうかに深く関わってきています。大事をとるなら自覚症状には敏感でいたほうがよいのですが、そのたびに通院していたのでは時間もお金もかかるので大変です。

 

 ですので、医療業界としてはやはり誰でも受けられるような定期検診の回数をもっと増やしていき、自覚症状のあるなしに関わらず早期発見ができるように努めるべきです。それができれば、薬をすぐに処方することも可能になりますので、なおいっそうのことその努力が必要になります。

 

 患者の自覚症状だけに病気の発覚を頼っていたのでは心許ないです。ですので、これからはもっと定期検診を増やしていくことが、健康を守り病気の重大化を未然に防ぐシステムとなります。

2週間も前から足の指が痛み、いよいよはれがひどくなってきたので、週末の休みを利用して整形外科を受診しました。
ぶつけた覚えはないのですが、ある日痛みが始まり、治まったと思うとまた痛くなり、はれが引いたと思うとまた赤くなり、
というのを繰り返していたので、だんだん心配になったのです。

 

それにしても、病院に行くのはおっくうですよね。
歩くのにはほとんど支障がなかったので、なおさら病院の待ち時間が憂鬱で、かえって疲れに行くようなので先送りしていました。

 

でも、原因が不明ですし、これ以上ひどくなって靴が履けなくなっても困るので、意を決して受診したわけです。
土曜日の午後は意外にすいていて、思っていたよりもスムーズに診察が進みました。

 

結局、原因は分からないままでしたが、塗り薬を処方されました。
薬局で尋ねられたので、ジェネリックでも良いと答えたら、インドメタシンのジェネリック薬が出されましたよ^^
当然ですが、塗り薬にもジェネリックがあるのですね。

 

ジェネリック薬は、後発医薬品で、新薬と同じ成分です。
安全性や有効性も同じレベルで低価格になっています。

 

病院は、受診するだけでも費用がかかりますし、同じ効き目ならと、最近はいつもジェネリック薬を利用しています。
ジェネリック薬は新薬の2割から6割安くなっているそうなので、この塗り薬も通常よりも安かったのでしょうね。

 

帰宅して、早速、痛みのある指に塗ってみました。
一晩経ってみると、だいぶはれが引いたようです。効き目がありましたね〜☆

 

そんなことをしているうちに、自宅の薬箱に似たような薬があったのを思い出しました。
ジェネリックではない新薬です。

 

数年前に購入したものですが、塗り薬なのでまだ使えそうです。
なーんだ、という気分でした。

 

病院に行く前に、しっかり薬箱をチェックして、使えるものを試してからにすれば良かったですね。
3割負担の受診は安くないので、これだったら自宅で治せたかも、と思ってしまいます。

 

今回は、病院に行くまで2週間もあったわけですし…
これからは、病院に行く前に自宅の常備薬をしっかり見直し、使えそうなものは試してみて、
それでも治らなかったら受診することにしたい、と思った出来事でした。

誰もがそうなのかもしれませんが、健康や医療や薬に関することを年齢が上がれば上がるほど私は身近に考えていますね。
若いころは病院なんて無縁だったのですが、40代が迫る今となってはかなり近い存在に感じていますよ。

 

しかも、病院でかかる診療科も昔に比べればだいぶ増えてしまいました。
たとえば、若いころ病院に行く理由と言えば、年に1回2回ほどの風邪だけでした。

 

内科で定型どおりに診察をこなし、風邪薬を処方されたらそれで終わりです。
そのくらいですから、大して医療行為を受けているという感覚はありませんでしたね。

 

また、薬にしてもいつも同じような薬をもらっていたので、特に意識したことはなかったです。
しかし、今はそれよりも病院の通い方が多様化していますよ。

 

私の場合、まず持病として精神不安からくるめまい症状がありますので、耳鼻科に通っています。
数年前からなんですが、これがなかなか治らなくて苦労しています。年を取ってから健康を守るのは大変だと痛感させられています。

 

また、ときどきですが疲れ目から目が痛くなることがあるので、そうなったら眼科に通っていますね。
現代社会は目に対するストレスが大きいのでしかたがないです。

 

そこでは良い目薬をもらえますから、それが病院に通う目的になっていますね。薬の大事さがわかりました。
他にも、痔が酷くなれば肛門科、結石になれば泌尿器科、関節を痛めれば整形外科など、
実にさまざまな診療科で診察しているので、年齢が上がるとこんなにも病院のお世話になってしまうのかとちょっとショックです。

 

それにはもちろん個人差があるでしょうからそうじゃない人もたくさんいるのかもしれませんが、
年齢が上がれば病院が身近に感じるのはそんなに珍しいことではないですよね。

 

ただ、病院へ行くたびに思うのですが、どんな病気に対してもそれなりに医療が確立されていて本当にありがたいと感じますよ。
それがなかったら、ただのほったらかしで終わってしまうわけですから、医療の進歩には感謝しなければなりません。

 

また、それは薬においても同じですね。これからさらに年齢は上がりますし、健康を目指して病院をもっと頼ることになりそうです。

最近では薬事法改正により、薬局で薬を受け取る際には薬についての説明を受けることになっています。
薬局の窓口がとても丁寧になったのはこのお陰もあることでしょう。

 

単に薬の説明をするだけではなく、まずは挨拶と本日の体調について尋ねてくれる薬剤師もいます。
以前のように単に薬の飲み方を説明して受け渡しするだけの薬局とは違った光景になっています。

 

内装も窓口ではなくカウンター形式になり、対面式に会話ができるようになってきているのも特徴です。
そして最近新しいものとして「お薬手帳」があります。

 

お薬手帳には、今まで医師から処方されて薬の種類がラベルに記載されていて、貼り付けられるようになっています。
これはどこでも同じで、やはり患者の一人一人に渡す義務があり、薬局では必ず提示を求められます。

 

ところがこのお薬手帳というのは忘れることが多いものです。
若い人なら大丈夫だと思うのですが、いい加減年を取った人間にとって、
今まで何十年と必要のなかったものを持って病院に行く、という習慣はないものです。

 

特に体調が悪くて慌てて病院を探して行く場合に、お薬手帳の存在等全く頭の中にありません。
そして医師の診察が終わってほっとしたところへ「お薬手帳はお持ちですか?」と言われてはたと思いだすのです。

 

不思議なもので、健康保険証や医療証は忘れなくてもお薬手帳というのはどうも存在感の薄いものとなっています。
そんなお薬手帳でも、何ページが溜まってくると役に立つことがあります。

 

大人は一年のうちでさほど病院通いはしないものです。
一年前と同じ様な症状になった場合、どこの病院に通ってどんな薬を処方してもらったか、お薬手帳を見て思い出すことができます。

 

他の病院で診察を受けた時に、処方された薬の名前を聞いて安心したり、「それは○○とは違うんですか?」と質問したりします。
どちらかがジェネリックであることが分かると「これからこっちにして貰おう」と思ったりします。

 

お薬手帳は薬局に言えば無料で配布して貰えます。
薬局によっては可愛らしいデザインのものもあり、家族が皆違うお薬手帳を持っていることもあります。

 

健康管理の為にも、お薬手帳をもう少し見直してみましょう。